「この塗料は10年は持つ」とか「5〜6年で塗替えが必要」とか言われる塗料の耐久性は塗料のカタログでわかるときがあります。全ての塗料カタログに書かれているわけではないので分からないときは、業者か塗料メーカーに問い合わせてみるといいでしょう。
これはSK化研の水性セラミシリコンという外壁用の水性塗料の
耐候性を表すグラフです。
塗膜に紫外線を当てて塗膜の光沢(つや)の落ち方を示しています。
縦軸の光沢保持率が80%を割るとつやが無くなり汚れが付きやすくなるので、
この時点が塗替えの目安としています。
横軸の照射時間は紫外線を当てた延べ時間で2500時間が10年に相当します。
つまり、この塗料は10年程度は大丈夫ということになります。
次にこのグラフは水谷ペイントの水系シリコンという屋根用の水性塗料のものですが
色の褪せ方(変色の度合い)を見ることができます。
縦軸の変色度の目安は
| 色差(僞) |
感覚 |
| 0.5以下 |
ほとんど差を感じられない |
| 0.5〜1.5 |
わずかに差を感じる |
| 1.5〜3.0 |
容易に差を感じる |
| 3.0〜6.0 |
かなり差を感じる |
| 6.0〜12.0 |
極めて差が大きい |
| 12.0以上 |
別系統の色と感じる |
となりだいたい2.5〜3程度が限界となりますが、
この塗料は20年相当の5000時間でも変色度は
わずかに差を感じる程度の性能といえます。
ただし、あくまで実験データなので環境や条件の違うお家では
この性能を保証するまではできません。
しかしかなり高耐久の塗料であることは間違いありません。
また、塗料メーカーによって紫外線の強さを変えて実験していることがあるので
照射時間がかわることがありますが、何年相当になるのかをよく確認してください。